現場の仕事に集中したいのに毎日事務作業に追われている、大量の図面データや工事写真の確認がやり切れない、人手不足でほぼ毎日の残業に困っている。
人手不足や長時間労働、土日出勤が当たり前の建設業界は、働き方改革の影響をモロに受けて、早急な解決を求められていると思います。
そんな建設業界で働く現場監督にオススメのお助けアプリを厳選して3つ紹介します。
オススメのアプリ3つ
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ANDPAD(アンドパッド)
金額が大きい新築工事なら現場事務所を構えて、事務作業や現場の巡回などを行えますが、中小規模の新築工事や、改修工事、メンテナンスなどを1日に何件も回る必要がある会社の監督は、時間が足りずに全ての物件を回ることすら難しいのが現状ではないでしょうか?
そんな中小規模の物件をいくつもこなす必要がある監督にオススメしたいのがこのアプリです。
しっかりと使っていく為には、会社での利用が必須になります。そして1番安いプランでの登録だとしても、月に36,000円かかります。年間にすると432,000円にもなります。
このアプリの仕組みですが、まず今やっている現場の情報をアプリに登録します。そして、その中に必要な図面や、資料、工程表も登録しておきます。
そこまで出来たら、下請け業者の皆さんにこのアプリをダウンロードしてもらい、その現場の情報をみんなで共有出来るようにするのです。つまり、業者さんの力をお借りして現場管理を行うということです。
現場毎に報告や、進捗状況などをアップ出来るので、何件も掛け持ちしている現場監督には本当に助かるアプリだと思います。
一方で、業者さんがこのアプリを使ってくれるかどうかといったところが肝になってきます。ANDPADに登録すると分かりますが、サポートは万全の体制になっています。分からないときはサポートに連絡して聞いてもらうようにするなど、解決法もあらかじめ伝えておかないと、新しく入れたアプリのせいで余計な仕事が増えるといった本末転倒なことになってしまうので注意しましょう。
電子版カタログiCata
建材や仕上げ材、消耗品を選ぶために、事務所にカタログを置いている建設会社は多いのではないでしょうか。そして、お客様から依頼があると、そのカタログを持って行って打合せ。ところが決まらずに、また別の日に別のカタログを持参して…なんて時間がいくらあっても足りません。
そんなときにオススメしたいのがこのアプリです。デジタルカタログなので、その場ですぐにカタログが出せます。タブレットがあればなお良いです。ちょっと他のメーカーが見たい、なんてときにもわざわざ会社まで取りに帰る必要もありません。
また、出先で発注をしたい時や建材を確認したい時にも使えるので大変便利です。iCataは凸版印刷に登録されているデジタルカタログシステムを閲覧できるサービスです。
そして何と言っても驚きの9000冊以上のカタログを掲載しているのです。これは入れておくしかありません。また地味に便利なのが、カタログの重さから解放されることです。
特に建材関係だと一冊が分厚くて重いんですよね…
最後のオススメはLINEでしょ!
おいおいただのチャットアプリじゃないかと思ったそこの監督!ちょっと待って下さいよ。使い方次第でものすごい効率化出来て、何件も掛け持ちするあなたのすごい味方になってくれるんですよ。
まず、施工管理のアプリは今大変増えてきています。ですが、下請けの業者さんにも同じものを入れてもらい、使い慣れてもらってという手間さえかけられないよ!という建設会社が多いのではないでしょうか?
そこで、今では老若男女誰でもコミュニケーションツールで使用しているLINEを使用するわけです。
まず現場に携わる人達が導入するというハードルは一気に超えられます。そして、無料で使えるので気兼ねなくやり取りが出来ます。
現場の報告を写真付きで送れる、送ってもらえる。これが良いところですよね。電話で説明されても分からないってとき多いですよね?写真があれば一気に解決です。
そしてここでLINEをチョイスしたわけというのが次の理由なんですが、なんと言ってもテレビ電話が出来るということなんです。
いやいや顔見て話してもしょうがないでしょと思った方、違いますよ!見るのは顔ではなく現場を見るのです。
完了報告で写真付きだと分かりやすいですが、ちょっとその下が気になるとか、もうちょっと角度がなんて経験ありませんか?テレビ電話ならその場で、もうちょっと下を写してと話せばまるで現場にいるような感覚で現場確認が出来ますよ。
また本当なら現地で行いたかった打合せも、業者さんが来れないときなど、テレビ電話で現地の状況を見せてあげられるので、現調も、現場の進捗もすぐに確認してもらうことが出来ますよ。
オススメアプリまとめ
最近は本当に色々なアプリが出てきていますが、まずは余計な手間をかけずに使えるかどうか、そして継続していけるかなどをよく検討して導入すると、失敗しなくて済みますね。
では、オススメアプリでした。
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