現場に行くのにいつも大量の紙の資料や図面を持ち歩くのが辛い。
事務作業を少しでも効率化して残業時間を減らしたい。
タブレットを支給されたけど使い方がいまいち分からない。
そんなお悩みをかかえているあなたにこそ読んでいただきたいです。
今日は建設業でのタブレット活用術をまとめてみました。
この記事を読んでもらえれば
- タブレットの具体的な活用方法がわかる
- 紙の資料を無くして上司から怒られることもなくなる
- タブレットに入れておきたいアプリが分かる
上記のようなことがわかります。
そうなれれば、タブレットを上手に活用して、紙の資料や大量の図面から解放されて、効率良く働けるようになります。
建設業で13年働いていて現役の建設業者の私が自身の経験も交えて説明します。
さっそく見ていきましょう。
購入をお考えの方は、まず活用術を見てみましょう。
スポンサーリンク
建設業の現場監督こそタブレットを活用して仕事を効率化しよう
タブレットを上手に活用出来れば、必ず仕事が効率良くできるようになります。
なんか信用出来ないなぁ、そんなに変わらないんじゃないの?
そう思ってしまったあなた!これから私が説明していきますのでせひご覧ください。
是非タブレットをおすすめしたい理由
なぜこんなにタブレットをおすすめするのかというと、私自身が書類の忘れや、書類を検索することがすごく早くなったからなんです!
私自身も最初はタブレットを持っておらずに、興味本位で購入して、動画などを見るのに使っていました。
せっかくのタブレットなので、なにか役に立つ使い方はないかなぁと思っていたところ、タブレットでPDFデータを見れることに気づきました。
本格的に使い始めたのは、書類などをPDF化して持ち歩くようになってからです。
図面や工程表、打ち合わせ記録などをタブレットに入れてから、書類などの忘れがなくなりました。
また、紙では探すのに時間がかかりますが、タブレットでは検索機能が使えるので、必要な書類をすぐに探し当てることが出来ます。
タブレットをいつでも持ち歩いてさえいれば、他の書類はもう不要なんです。
タブレットを使うことのメリット
ここでは、タブレットを使うことのメリットをお伝えします。
- 紙の資料がいらなくなる
- 書類がすぐに検索出来る
- 現場で図面の確認が出来る
- 打合せでカタログを見せられる
- どこでも資料作成が出来る
以上のことがメリットとして挙げられます。
その中でも、私が特にメリットを感じていることが、紙の資料が要らなくなることと、検索が簡単に出来るということです。
タブレットを使うことのデメリット
次にデメリットの方も見ていきましょう。
- 現場で壊れる危険がある
- 紙から移行するのに時間がかかる
- 紙より重い
これらがデメリットになります。
まずタブレットは精密機器ですので、ホコリだらけで危険がいっぱいの現場に持ち込むと確かに壊れる危険性は高まります。
しかし、そこはカバーなどをつけて使用すれば解決出来そうです。
たとえばこんなの↓
そして紙の図面などを何枚も持ち運ぶ場合にはタブレットの方が軽いですが、資料が少ない場合にはタブレットの方が重く感じてしまします。
それでも、私はそこまでデメリットには感じません。
なぜならば、1台で何十現場分の資料を持ち運べると考えれば、大した重さではないからです。
建設業の現場監督がタブレットを活用するにはアプリが必須
ここからは、タブレットに入れて建設業の仕事に役立ちそうなアプリをご紹介します。
タブレットで、さっそくインストールして使い始めてみましょう。
グーグルカレンダー
まず始めはこれから紹介します。
以前の記事でも紹介しましたが、Google カレンダーは本当に良いアプリです。
しかも、無料なんですよ!
予定の調整や、やらなければならないことは全てカレンダーに入れておきましょう。
これだけで、忘れやうっかりがだいぶなくなります。
グーグルリモートデスクトップ
現場に出てしまったけど、パソコンのあの書類が今すぐ見たい!どうしよう。
なんて経験がある方は必須アプリです。
とにかくネットさえ繋がれば、登録したパソコンを遠隔操作出来てしまいます。
他にもリモートのアプリはたくさんあるのですが、これが一番簡単に登録出来て、操作も簡単に出来ますよ。
他のアプリと組み合わせることによって、たいていのことはどうにか出来てしまいます。
是非この機会にどうぞ。
Notability
これは有料アプリになってしまいますが、正直安いと感じます。
このアプリはPDFデータに直接書き込みが行えて、それを保存してくれます。
ただし、iosにしか対応していないため、アンドロイドのタブレットの場合には別のアプリを探さなければなりません。
私はこのアプリを使って、図面データや現場写真に直接書き込み、打合せなどに使用しています。
もちろん、無料の書き込みアプリもありますので、最初はお試しでそちらを使ってみるといいでしょう。
icata
これは、良いアプリが出来たなぁと感じたのがこのicataというアプリです。
建設業界では、カタログがとにかくいっぱいあります。
そのいっぱいあるカタログから、好みの色や形を選んでもらう必要があるのですが、とにかくカタログが重い・・・
持ち運ぶのがとても大変なんです。
ところがどうでしょう?このアプリは、タブレットさえあれば簡単に持ち運べるんです。
たしかに色味などが、画面で見ると若干違うかもしれません。
それにしても、今までの負担を大幅に減らしてくれるアプリには変わりません。
BOX
これはクラウドサービスのアプリです。
ネット上に自分だけのフォルダを作成してそこにファイルを入れておきます。
そうすることで、ネットに繋がっていれば、どの端末からでも同じファイルを見て編集することが出来ます。
このアプリに図面データや書類を入れておき、先程のNotabilityで書き込みをするというのが、今の私の使い方になっています。
登録も簡単ですし、無料で十分使えますので、是非インストールしておいて下さい。
番外編
ここまでは、仕事に役立つアプリをお伝えしました。
ちょっとここで息抜きに必要なアプリをご紹介します。
YOUTUBE
これはもう皆さんご存知のアプリでしたか?
仕事ばかりで、ストレスが溜まっていると、効率はどんどん落ちてしまいます。
一度息抜きをしてリセットすることで、また効率良く働けますよ。
建設業の現場監督のタブレット活用術はこうやる
実際にアプリを入れて、これからどうやってタブレットを活用していくかについてお話します。
タブレットを購入して寝かせておくだけ、もしくは動画を見るだけというのは非常にもったいないので、是非活用法をマスターして便利に使えるようになりましょう。
図面や書類を入れておこう
さきほどご紹介したBOXというアプリに、現在進行中、もしくはこれから始まる現場の図面や資料を入れておきましょう。
図面はcadデータだと見れませんので、PDFファイルに変換して下さい。
もちろん書類の方もエクセル・ワードですと見れませんので、同じくPDFに変換をしましょう。
あとは先程紹介しました、NOTABILITYを使って図面上に打合せ内容や、納まりなどを記入しておけばOKです。
書類も直接記入出来ますので、書いておきましょう。
これらを使いこなせれば、もう紙の資料を持ち歩く必要はありません。
打合せに使う
さっそく打合せにタブレットを活用しましょう。
と言っても、私も最初は打合せのときにタブレットを持って行きましたが、図面を見ていただけで、活用出来たか?といえば、そうでもなかったという印象です。
今では活用方法が明確になったので、それをお伝えします。
まず先程のNOTABILITYというアプリに、あらかじめ図面と議事録を入れておきましょう。
打ち合わせ内容をそのまま書き込むことが出来ます。
またicataというカタログのアプリも入れておけば、その場ですぐにカタログを見せることも出来ます。
そしてその内容も記入しておくと、紙の書類は不要ですね。
また、NOTABILITYはBOXのアプリにバックアップを取れますので、何か合っても安心です。
予定を確認する
Google カレンダーのアプリを入れておけば、その場ですぐに予定が確認出来ますよ。
打ち合わせの日程や、工事・定例会議の日程を入れたり、急な予定の変更にもすぐに対応できます。
現場監督はスケジュールが過密になりやすいので、うまく段取りをして、余裕のあるスケジューリングをしましょう。
スケジュールに関してはこちら↓
【スケジュール管理方法】現場監督の1日のスケジュールはこれだ!
その他のタブレット活用術
他にもまだまだタブレットで出来ることは、山のようにあります。
ざっと紹介しますので、詳細は別の機会にお伝えしますね。
- 写真が撮影出来る
- 見積りが作れる
- 専用アプリで現場の報告が出来る
- インターネットカメラで状況が確認出来る
- 現場と事務所の連携が取れる
ざっと考えただけでも、こんなにたくさんのことが出来てしまいます。
きっとあなたの役に立ってくれるタブレットを、ぜひ買ってみて、仕事に活用してみましょう。
建設業の現場監督はタブレットを活用して働き方改革しよう
それではかなり長くなってしまったのでおさらいしましょう。
まずタブレットを活用するメリットが
- 紙の資料がいらなくなる
- 書類がすぐに検索出来る
- 現場で図面の確認が出来る
- 打合せでカタログを見せられる
- どこでも資料作成が出来る
以上でしたね。
次にデメリットは
- 現場で壊れる危険がある
- 紙から移行するのに時間がかかる
- 紙より重い
以上でした。
タブレットのカバーを上手く使っていきたいですね。
次にオススメのアプリの紹介で
- グーグルカレンダー
- グーグルリモートデスクトップ
- Notability
- icata
- BOX
- YOUTUBE
以上をおすすめでご紹介しました。
その他活用術では、図面をタブレットに入れておいて打合せで使ったり、予定の調整が出来るということを説明しました。
タブレットを活用出来ずにそのまま放置してしまっていた人も、もう一度この記事を読み返して是非使いこなしてください。
うまくタブレットが活用できるようになれば、仕事も効率的にこなせるようになります。
ぜひタブレットを活用して残業知らずの現場監督を目指しましょう!
スポンサーリンク