iPadからCADを操作出来るアプリはないかなぁ?
しかし最初に言っておきますが、残念ながらCADデータを編集したり、訂正したりするのは、未だにPCの方が操作しやすいです。
色々なアプリを試してみましたが、iPadのアプリですと、出来ることも限られてしまいます。
過度な期待はしないで見ていただけるとうれしいです。
出先などで、どうしてもCADデータがiPadで見たいんだ!
少しだけ編集しておきたいんだ!という方にはオススメしますが、その他の場合には、PCで操作することをオススメします。
では、さっそくみていきましょう。
オススメのタブレット活用術もご紹介していますので、気になる方はこちらからどうぞ!
【IT化】現場監督こそタブレットを活用して楽に仕事しよう【タブレット活用術】
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DWG Fast viewer
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DWG Fast Viewer
まずは、CADデータを直接見たり、簡単な編集をしたい方はこちらのアプリを試してみましょう。
アプリ自体は難しそうなUIをしていますが、図面データを選択して見たり、すぐ編集作業が出来るようになっています。
PCとはだいぶ違う操作性なので、操作に関しては正直やりづらいと思います。
また注意してほしい点としては、DXF形式やDWG形式の図面ファイルにしか対応していないところです。
よく私は図面を書くときに、JWW形式のデータを使用します。
しかし、そのままのJWWの形式ですと、このアプリで開いたりすることは出来ません。
なので、JWWを使用している方は、一度DXF形式に変換してから、iPadに転送する必要があります。
また、現在私は無料プランで使用しています。
別で有料プランもあるようですが、さっと確認したいときや、本当に簡単な編集であれば無料プランでも十分な気がします。
もし必要な機能が使えない場合には有料プランを検討してみて下さい。
また、PDF・BMP・PNG・JPG形式での図面データの出力にも対応しています。
正直使った感想としては、とっさに寸法を確認したり、配置関係を見るには問題なさそうです。
しかし、図面の修正や、訂正などはノートPCを使用して行った方が効率的に出来そうでした。
どうしても使いたいとき以外は、そこまで必要ないかなと思います。
それでも、数少ないCADデータを直接操作出来るアプリとしては、ダントツではないでしょうか。
どうしても使ってみたいかたは、無料ですのでぜひ試して見て下さい。
コンセプト
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コンセプト
次にご紹介するのは、ノートアプリになります。
えっ?ノートアプリ?CADデータを見るアプリじゃないの?
そう思ったあなた、その通りです。
これはCADデータを開くアプリではありません。
使い方をこれから解説しますので、もう少しお付き合い下さい。
まずCADデータで作成した図面をPDFデータに変換します。
そして、変換したPDFデータをコンセプトに入れて持ち運び、現場で気付いたことや変更点をメモするという方法です。
これならiPadを使用してApple Pencilで書き込めるので、素早くメモが出来ます。
そこでメモしたことを、職場や自宅に持ち帰ってからPCで編集します。
2度手間になってしまいますが、あとから見返したりするのも簡単に出来るので、割と使いやすい印象でした。
ノートアプリは非常に種類がたくさんあって、どれを選べばいいかわからなくなります。
そんなときは、コンセプトを選ぶと間違いないと思います。
下手なノートアプリを購入するよりも、使い勝手は非常に良いと思います。
少し脱線してしまったので、話を元に戻します。
ひとつ欠点としては、費用がかかってしまうということです。
サブスク版か、買い切りのPDFデータのインポートに対応したものでないと、今回の方法は使えません。
私は、その他機能も使いたかったので、サブスクで契約しています。
ノートアプリは無料から有料まで、色々なものを試して来ました。
そんな私でもオススメできるのがコンセプトになります。
かなり使いやすく、現在のメインのノートアプリとして使用しています。
また別のアプリでいいものを見つけたら、シェアしていきたいと思います。
Chrome remote desktop
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Chrome remote desktop
これは番外編ということになってしまうと思いますが、職場や自宅のPCにリモート接続して図面データを見れることになります。
実質PCを操作するということになりますので、編集も出来るようになります。
Chrome remote desktopはリモートアプリの中でも、かなり使いやすく、誰でも気軽に自宅や職場のPCにアクセスが出来るようになるアプリです。
設定は自宅(職場)のPCにChromeをインストールしておき、iPadにもリモートデスクトップのアプリをインストールします。
双方から操作できるように設定しておけば、あとはいつでもiPadからPCを操作することが出来るようになります。
今回は、あくまでもiPadで図面データを開くアプリについてなので、Chrome remote desktopの詳しい操作方法や設定方法は省略します。
今だとYouTubeにもやり方が多数記載されていましたので、参考にしてみて下さい。
この方法はいつも私が使っている方法です。
事前に打ち合わせでどんな図面を使うかわかっているときは、なるべくPDFデータに変換してコンセプトに入れて持ち歩いています。
しかし、急な対応やどうしてもの際には、Chrome remote desktopを使用して実際のPCを操作してCADデータを見たりしています。
実際のPCを操作する感覚と変わらずに使えるので、大変使いやすいです。
今回ご紹介した方法の中では、一番のオススメになります。
iPadで使えるオススメ図面アプリまとめ
今回はiPadで使える図面のアプリを紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
iPadはかなり色々なアプリがあり、使いこなせるようになれば、仕事にもかなり効率アップが期待出来そうです。
最近は建設会社でも採用するところが増えてきています。
もしまた別でいい図面のアプリを発見したら、記事にしていきたいと思っています。
それでは、最後まで見ていただきありがとうございました。
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