子供が遊んでいて、壁に穴あけてしまったけど直るのかな?
そんなときって、一体誰に修理を頼めばいいんだろう?
自分で修理は出来るのかな?
そんなお悩みを抱えている方は必見です。
建設業で13年働いていて、今も現役の建設業者の私が、壁の穴の修理についてまとめてみました。
この記事を読んでもらえれば、壁の穴の修理方法、頼める業者さんがわかります。
さっそく見ていきましょう。
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壁に穴があいてしまったときの対処方法
壁に穴があいてしまったときに、どうすればいいのか分からないということが多いと思います。
まず始めに結論から話しますと、壁に穴があいてしまっても焦らなくてOKです。
修理は出来ます。
もしかすると、自分で直すこともできるかもしれません。
ただしあまりにも大きく破損していると業者さんに頼んだ方が良い場合もあります。
そのあたりを良く見ていきましょう
まず壁の構造について知ろう
家の中の壁というのは、基本的に木で下地が組んであり、その上に石膏ボードが貼られていて、仕上げにクロスが貼られていることが多いです。
というか、ほぼ全ての住宅でこれに当てはまります。
例外として、家の構造そのものが鉄骨造やコンクリート造の場合には、他の方法で壁を作っている場合もあります。
どこまで壊れてしまったのか確認しよう
次のステップとして、壁が一体どこまで壊れてしまったのかを確認しましょう。
今壊れている範囲によっては、自分で修理出来るのか、もしくは業者さんに頼まないといけないのかが分かります。
一度壁にあいた穴を見てみましょう。
- 石膏ボードに穴があいている→自分でも直せる場合もある。
- 石膏ボードの奥の下地まで壊れている場合→業者さんにお願いしたほうが無難かも?
- あいた穴自体がすごく小さい場合→自分で直せます。
以上のような判断になります。
どこにあてはまるのか、よく見てみてください。
自分で修理するための材料も売っています。
そのままにしておくとどうなるの?
壁にあいた穴を放置しておくとどうなるのでしょう?
まず第一に見た目の問題です。
自分たちだけならまだしも、知り合いが来た日には見せられないですね。
次に劣化の問題があります。
穴が空いた部分から、石膏ボードが湿気を吸ってふにゃふにゃになってしまい、穴の周りも壊れやすくなる原因になります。
出来るだけ早く対処をした方がいいでしょう。
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壁の穴を直す業者さんについて
先ほどの確認リストで、自分では修理不可だった場合には、壁を直してくれる業者さんを頼まなければなりません。
業者さんも色々いますので、親身になってくれるところに頼みましょう。
家を建てた建設会社さんに頼む
まず初めに思いつくのが家を建ててくれた建設会社さんです。
建設会社に頼むと、手配が早く比較的スムーズに修理まで出来ます。
壁の下地、ボード張り、クロスまで全て修理出来ます。
ただし、金額の面では多少高くなることがあります。
なぜかというと、建設会社さんは自分達で直すのではなく、そこからさらに業者さんを頼む場合がほとんどです
つまり、大工さんや内装業者さんを頼む経費を取られることになるので、他と比べると多少高くなる傾向にあります。
とはいえ、修理業者さんを1社ずつ探して見積りをとってという手間を考えれば一番手っ取り早い方法です。
時間のことを考えるか、金額のことかよく考えて頼むようにしましょう。
大工さんに頼んでみよう
大工さんの知り合いがいる。
家は大工さんに建ててもらった。
そんな場合には、大工さんに頼むのがいいでしょう。
大工さんは、昔ながらの職人気質な方が多く、知り合いにはすごく良くしてくれる方がほとんどです。
しかし大工さんに頼む場合には、注意が必要です。
大工さんは、壁の下地・石膏ボードまでは修理出来ますが、クロスは直せません。
別でクロス業者さんがいますので、そこは他で探して頼むようにすることになります。
内装業者さんに頼んでみよう
一番オススメが、内装業者さんに頼むことです。
内装業者さんに頼めば、下地・石膏ボード・クロスまで全ての工事が出来ます。
しかも、自分たちで修理してくれることがほとんどですので、1社で完結できます。
建設会社さんに頼むより、安く修理できるかもしれません。
最近は少なくなったと思いますが、たまに高額な請求を出してくる業者さんもいますので、注意が必要です。
業者さんに頼んで修理する場合の流れ6ステップ
それでは実際に業者さんに修理を依頼して、直してもらってお金を払うまでの流れを確認しましょう。
よく分からないから不安。
そんな方もこの流れが分かれば安心して頼めるようになります。
1.業者さんを選択する
まずどの業者さんに依頼するかを決めましょう。
上で説明した通り、ちょっと考えただけでも3種類の業者さんがいます。
あとは、知り合いがいるか・知人の紹介に紹介してもらえるかでも変わってくると思います。
少し考えて選んで見てください。
とりあえずここでは、建設会社さんに頼むことにした場合として話を進めます。
2.実際の状況を伝える
まず現状がどうゆう状況なのか、建設会社さんに伝える必要があります。
とりあえず電話してみましょう。
そのときに下記の内容が伝えられればスムーズにいきます。
- 家のどこの部分か(リビング、廊下など)
- 壁の下の方なのか上の方なのか(脚立が必要かどうか)
- 穴の大きさ(どの程度修理するようか)
- どの程度の金額になるか見積りがほしい
これらが伝えられれば、あるていど建設会社さんで想定が出来るので話が早いです。
また、実際に状況を確認してくれる場合もありますので、聞いてみましょう。
3.見積りをもらう
そして先ほどの内容を建設会社さんに伝えられたら、実際に見積りをもらいましょう。
大体の相場ですが、壁の修理で穴がそこまで大きくない場合ですと、2万円~5万円くらいです。
穴が大きい場合にはもう少し費用がかかるかもしれません。
もしもあまりにも金額が高かったら?
もう一度始めの業者さんを選ぶところからスタートしましょう。
見積りは基本的に無料でしてくれるはずです。
納得がいく金額で頼めるようにしましょう。
あまりにも安い金額で頼もうとすると、仕事が雑だったり、素人のような業者さんが来ることもあります。
ほどほどのところで決めていくようにしましょう。
4.業者さんに依頼する
そして、いただいた見積りで頼みたいと思った場合には、もう一度建設会社さんに連絡しましょう。
最初に修理に来てもらっても大丈夫な日程と時間を伝えておきましょう。
あとは建設会社さんが業者の予定を確認して、スケジュールしてくれます。
5.修理してもらう
修理の当日ですが、修理中は多少ホコリなどが出ることもありますので、修理してもらう壁の近くは物などが無いようにどけておきましょう。
また業者さんえの差し入れなどは特別考えなくていいでしょう。
どうしても気になる方は、10時と15時にお茶を出してあげましょう。
お菓子などは、業者としても食べづらい気持ちがありますので、気持ちだけで十分です。
6.請求金額を確認して振り込み
工事が終了したら、請求書が届きます。
見積り書と比較して相違がなければ、所定の口座に振り込みを行い完了になります。
もしも請求金額が見積書と違ったら?
工事中になにか見積りでは入ってない作業が発生した場合があります。
一度建設会社さんに問い合わせてみましょう。
また、修理の金額が少額の場合には、現金での支払いも可能な場合があります。
現金支払いの場合には振り込み手数料がかからないので、建設会社さんに確認してみましょう。
家の壁に穴があいたときの対処法まとめ
今回も長くなってしまいましたので、おさらいしていきましょう。
まず壁に穴があいてしまった場合の修理は出来ますが、状態によって業者さんに頼むことが必要な場合もあるということでした。
業者さんに頼む場合には
- 建設会社さんに頼む
- 大工さんに頼む
- 内装業者さんに頼む
以上のようになるということでした。
実際に業者さんに頼む場合の流れは
- 業者さんを選ぶ
- 状況を伝える
- 見積りをもらう
- 業者さんに頼む
- 修理してもらう
- 請求金額を確認して振り込む
以上でした。
あまり経験することが少ない方もいると思いますが、いざというときに慌てないで対処出来るようにしましょう。
なにかあればお気軽にどうぞ↓
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