現場監督に興味があるけど、1日どんなスケジュールで仕事をしているんだろう?
現場監督だけど、他の監督はどんなスケジュールを組んでいるんだろう?
今日はそんな現場監督の日常のスケジュールについてまとめてみました。
建設業で13年間働いていて、現役建設業の私が1日のスケジュールについてお伝えします。
さっそくいきましょう!
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現場監督の1日のスケジュールはこれだ!
現場監督の1日のスケジュールと言っても、現場監督にも色々な工事を扱う人がいます。
例えば下記のような感じです。
- 大規模な工事を扱う人
- 改修工事などを何件も扱う人
- 積算見積りを担当する人
などなど、様々な働き方があります。
その多様性の中でも、自分が経験した何種類かをまとめてみます。
大規模な工事現場の1日のスケジュール
大規模な工事現場の場合には、メインの現場が決まっているので、会社では無く現場が職場となる場合が多いです。
現場事務所も構えるため、朝から夜まで現場にいることが通常です。
-
6:00 起床
7:00 現場へ出発
8:00 朝礼
8:30 書類作成・現場確認
10:00 休憩
10:30 書類作成・現場確認
12:00 昼休憩
13:00 昼礼
13:30 書類作成・現場確認
15:00 休憩
17:00 後片付け、戸締まり
17:30 書類作成
19:00 帰宅
おおよそこのようなスケジュールになりそうです。
多少会社によっても違う点があるとは思います。
また、現場の工期によっても帰宅時間が変わってくることはあります。
最近でこそ少なくなってきたと思いますが、昔はそのまま10時くらいまで事務所で仕事していることは普通でした。
改修工事などを何件も担当する場合のスケジュール
次にご紹介するのが、改修工事やメンテなどの細かい工事を、何件も掛け持ちするケースです。
この場合には、決まった現場がないので常に現場を飛び回り進捗や資材の投入タイミングなどを的確に判断することが必要です。
日中は現場回りを行い、夜に書類作成時間を取る形になることが多いです。
-
6:00 起床
7:00 現場へ出発
8:00 打合せ、現場確認
10:00 次の現場へ
11:00 打合せ、現場確認
12:00 昼休憩
13:00 次の現場へ
14:00 打合せ、現場確認
15:00 会社へ
16:00 事務作業
17:30 終了確認の連絡
18:00 事務作業
19:00 帰宅
上記のようなスケジュールになってくるでしょう。
もちろん店舗内の改修工事などでは、日中は営業しているため、夜間工事になることも多いです。
次の日の予定が詰まっていると・・・お疲れ様です。
積算関係をメインでこなす場合のスケジュール
積算や見積りがメインの仕事になる場合には、あまり現場には出ません。
会社で図面を読み込み、見積りを作成します。
たまに見積り依頼などで、現地の調査にいくこともあるでしょう。
仕事が多い会社では、見積りがたえずありますので、次から次へ見積りを作成しなければなりません。
-
6:00 起床
7:00 会社へ出社
8:00 朝礼
8:30 積算・見積り
10:00 現場調査へ
11:00 帰社、積算・見積り
12:00 昼休憩
13:00 現場調査へ
14:00 帰社、積算・見積り
15:00 休憩
15:30 帰社、積算・見積り
19:00 帰宅
ここまでが、何種類かある現場監督の基本的な1日のスケジュールになります。
こうやって書き出してみると、どの業務に関してもかなりハードな1日になります。
上手くスケジュール管理をしていかないと、予定がパンパンで頭が回らなくなりそうですね。
実際には、もっと現場までの移動時間が長かったり、予定が詰まっていたりすると、これよりもハードなスケジュールになってきますね。
現場監督のスケジュール管理方法
では次にそんな多忙なスケジュールをどうやって管理するの?ということについてまとめてみます。
スケジュール管理方法は、現場監督のみならず、社会人にとっての永遠のテーマとも言えますよね。
もちろんスケジュールの管理方法は、人によって合う合わないがあると思いますので、自分に合う方法で管理出来るようになるといいですね。
スマホアプリでスケジュール管理
スマホは本当に便利ですよね。最近は、この方法で管理する人が増えているのではないでしょうか。
それに、スマホはいつでも持ち歩く人が多いので、そのスマホに予定を入れておくというのはごく自然な方法でしょう。
スマホでのスケジュール管理におけるメリットをお伝えします。
- 通知機能があるので、予定を忘れていても思い出せる
- 予定が何年先でも検索がすぐに出来る
- 予定の調整中に変更が簡単にできる
以上がスマホにおけるスケジュール管理のメリットですね。
とくに忘れやすい私にとって、通知機能はかなり重宝しています。
予定を忘れていても通知のおかげで気付いて、すぐ行動することができます。
よく似た機能で、リマインダーとかTODOリストがありますが、私は全てカレンダーに盛り込んでいます。
一日の詳細なスケジュールを作ってそれに沿って行動するだけにしてあります。
こうすると考えなければならない時間が減りますので、効率化につながると思いますよ。
是非実践してみてください。
ちなみ、オススメのカレンダーアプリはなんと言ってもGoogleカレンダーです。
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パソコンでも、スマホでも使えるのでとても重宝しています。
手帳を使ってスケジュール管理
昔ながらの方法ですが、いまだに紙の手帳が人気があるのも納得出来ます。
というのも、人は頭で考えてわかったつもりでも、実際には全然わかっていないことが多々あります。
その点、手帳に書き込むという行為を行うことによって、自然に頭の整理が出来るのです。
紙の手帳が優れているポイント
- 予定をすぐに書き込めること
- 思考の整理に使える
- 電話をしながら予定を書き込める
これらが手帳のメリットになってきます。
予定を入れる際に、ぱっと手帳を開いてそのまま書き込めばOKな速攻性が良いですよね。
また、手帳には色々な種類があります。
代表的なところで言うと、マンスリータイプや、1日1枚タイプ、週間のタイプなどです。
私は一時期、手帳探しにすごくハマっていました。
どの手帳を使っても、結局なんかしっくりこなくてまた新しいのを試すというパターンを半年くらい続けました。
これって経験ある人けっこういませんか?
そしてその頃に最終的に落ち着いたものは、マンスリータイプでした。
理由は下記の通りです。
- 見開きで1ヶ月の確認をしたい
- 携帯性に優れたものがいい
- 余計な情報は邪魔になってしまう
上記のような理由が挙げられます。
まず手帳は携帯性に優れてなければ使う機会が減ってしまいます。
予定を入れたいときに、手帳が手元になければすぐに予定が入れられずにストレスがかかります。
また、開いたときに最低でもその月の予定が見れないと、確認するのに時間がかかってしまうのです。
これらを考慮して、マンスリータイプに落ち着いたというわけです。
あと、これは私だけかもしれませんが、使い終わった後の手帳の書き込みを見ると気分が良くなります。
なんか達成感があるというか・・・分かる方います?
スケジュール管理のポイント
手帳でもスマホでもスケジュール管理についてひとつ言えることは、とにかく詰め込みすぎないことです。
現場監督と言うのは突発の仕事や、急な対応が必要な仕事が多く入ります。
予定をパンパンに詰めてしまうと、その急な対応が必要になる仕事や、緊急事態に対処できる時間がありません。
また予定を詰め込みすぎると、気分的に参ってしまうことが多いです。
以前の私も、とにかく1日中仕事の予定を詰め込んでましたが、嫌になってしまいました。
スケジュールを壊す原因の対処も必要です。
【オススメ】現場監督の仕事効率化!鳴り止まない電話の対策どこか予備の時間をとっておいて何もなければ気分転換に使いましょう。
現代社会はストレスが多いので、気分転換も非常に大事なスケジュールの1つです。
現在の私のスケジュール管理方法
基本的に予定はスマホのGoogleカレンダーアプリで管理しています。
そして、ただの方眼紙のメモ帳を持ち歩くようにしています。
このメモ帳には、思考の整理や電話中の予定を仮に書くなどして使っています。
メモ帳のサイズは名刺入れ程度の大きさのものをチョイスしました。
この管理方法にしてから
- 電話中でも予定を入れ忘れることがなくなった
- 思考の整理が出来て、頭がスッキリする
以上のメリットを体感しました。
デジタルだけとか、アナログ派だからということじゃなく、デジタルとアナログの良いとこ取りに成功しました。
ぜひ試してみて下さい。
現場監督の1日のスケジュールまとめ
今日は現場監督の1日のスケジュールについてお伝えしました。
けっこうハードな仕事をこなしているなと改めて実感しました。
現場監督は、書類関係の事務仕事と現場作業の両立をしなければならないため、1日1日忙しいスケジュールの中働いていかなければなりません。
その1日のスケジュールの中で、工夫してスケジュール管理を行い、効率よく1日の段取りをしていくことが大事です。
また、スケジュール管理方法は、人によって色々な方法があると思います。
色々試して自分に合った方法で管理できると効率的に仕事が出来るようになりますよ!
ある程度余裕を持った段取りをして、なるべくストレスを抱えずに仕事に取り組みましょう。
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