ハード?大変?現場監督の仕事内容

職業を尋ねたとき現場監督と聞くと、あぁ大変そうだねとかハードなんでしょなんて思いますよね?

現場監督という仕事は、実は皆さんにあまり知られていない仕事だと思います。

よく現場監督といえば、3kの職場とか目にすることもあります。
きつい、汚い、危険・・・書いていて悲しくなるような内容です・・・
今日は、そんな現場監督の仕事とは一体どんなものなのか、現場監督は何をしているのかを紹介します。

現場監督のお仕事紹介

現場監督って?

現場監督って良く聞くけれど、一体なんの監督なの?監督って付いてるからやっぱり偉いの?そんな風に思われることもあるかもしれません。

現場監督というのは、主に工事現場で設計図に基づいて、下請け業者さん達に仕事をお願いして、お客様の予定と予算にあった建物を作るために指揮をとる人達のことを言います。

もっとわかりやすく言うと、建物を建てる為に作戦を考え、作戦通りに動いてもらうように、業者さん達を統括する人です。


野球の監督やサッカーの監督のようなものと説明する場合がありますが、まさにそのとおりです。
選手1人1人の能力や性格に合わせ、また試合の流れを読み分析して、ここぞのタイミングで選手を投入したり、サインを出したりして勝利に導くのが監督です。
現場監督においては、色々な職種の業者を工事のタイミングや工事の性質によって読み分析して依頼し、指示を出して完成まで導きます。

立派な人のように書いてしまいましたが、その現場監督は設計士さんがいて、下請けの業者さんがいて、営業する方がいて初めて現場監督になれるのです。

どんなことするの?

おおざっぱには、先程に説明した通り設計図に基づき、予定と予算を確認しつつ工事を指揮することですが、実際に現場監督がしていることとは、会社の規模によっても大きく異なってきます。
私は、大きな建設会社での勤務経験はありません。なので、中小規模の場合でと仮定して話を進めていきます。

大きく仕事を分けると4つになります。品質管理、工程管理、原価管理、安全管理です。

品質管理とは?

まず品質管理についてですが、言葉の通りに建物の質を管理することです。

設計図をもとに工事していきますが、当然作る人や天候、材料によって品質は大きく変わります。その為、一定の品質を確保しましょうというガイドラインのようなものに沿って建物を作り上げていくようになるわけです。

その為に監督は、施工図を書いたり打合せをしたりといったことが欠かせません。
当然工事現場の方も進行しているので現場の状況も確認していきます。問題があればその都度検証して打合せをして決断するといったことが必要になります。

工程管理とは?


次に工程管理についてです。工事をしていくにあたってお客様がいつから使いたいのかと言ったことを契約の際に打合せします。

あまりにも短いと、当然無理がありますので適正な工事の期間を表にして作成して、お客様に渡したりします。

そして、一回決めた約束の日付は何が何でも死守しなければなりません。もちろん天災などの場合には例外が認められますが、それ以外の場合には違約金なども発生してしまう為、絶対に工期に間に合わせるといったことが必要です。

そして、工事の進捗状況に合わせて下請けの業者さん達に予定を確認してもらい、次から次へと工事を進めていきます。

また材料の手配も忘れてはいけません。下請けの業者さんが工事にきたけど、材料が無くて出来ませんというのは、やってはならないミスの一つです。

仕事内容のまとめ

とりあえず今回は、品質管理と工程管理についてまとめました。次は1番難しい原価管理と1番大事な安全管理についてまとめる予定です。

一口に品質管理や工程管理と言っても、図面を書いたり打合せをしたり材料を手配したりと、やることは盛り沢山です。ですが、これらが上手くハマったときの感動は何とも言えません。

では、とりあえず現場監督のお仕事の半分をご紹介でした。

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