現場監督の年収って？給料はいくらくらい？

これから現場監督を目指す方、はたまた現場監督をやっているけど会社を移りますって方など、色々な人がいると思いますが皆さん給料のことって結構気なりませんか？

今日はその皆さんが気になっている、現場監督のお金のことって一体どうなの？ってところを考えていこうと思います。

現場監督のお金について

現場監督の仕事って色々なことやらなきゃだし、責任もあるからストレスもすごく抱えそう。

でもその分お給料いっぱいもらえるのかな？なんか現場監督って儲かってそうに見える！監督ってくらいだから、高給取りなんじゃないか？

などなど、世間ではある事ないこと言われたり、想像されたりすることもあると思いますが、実際はどうなっているんでしょう？

現場監督の年収は？

職業年収ランキングなどを見てみると現場監督の年収は割と良い部類にランク付けされることが多いです。

おそらくは、下記のような理由が考えられます。

年収はボーナスによって上下される

建設会社に勤務している現場監督の年収はボーナスによってだいぶ上下される傾向があるようです。

よく建設会社は水商売と同じと言われることがあります。それほど、売り上げの上がり下がりが激しい業界と言う意味です。

大企業で大手ゼネコンクラスになると、先々の仕事の見通しもたっているので、当てはまらないと思いますが、特に中小企業ではそれが如実に現れます。

儲かった年は税金対策として、会社の新車を購入したり、備品を購入したりして、余った分をある程度社員にボーナスとして還元します。

反対に売上げや利益が思わしくない年には、ボーナスが少なく抑えられることもあります。

まぁ、会社自体がずっと儲かっていればその分年収は横ばいから上昇傾向にあるということです。

実際のところいくらぐらいもらえるの？

では、年間で実際にいくらもらえているのか平均から見ていきましょう。

現場監督になり、一通り仕事を覚えて資格を取得して、バリバリ働きだせるのが30代前半くらいからですので、それくらいの年齢から調べていくと下記のようになります。

30代の平均年収→450～500万円程度

40代の平均年収→500～600万円程度

50代以上の平均年収→600～900万円程度

どうでしょう？平均より少し多いくらいですかね。50代以上の方の平均がだいぶ開きがありますが、会社によっても違うようですね。

上の結果を見て色々な意見があると思いますが、あくまで平均の年収ですので、参考程度にして下さい。

年収は分かったけど月収はどうなの？

実際の現場監督の月収は？

月収についても、上記平均から算出してみましょう。

30代はだいたい25万円～32万円（32×12＝384　ボーナス2回1.4ヶ月分で約473万円）となりそうです。

ボーナスに関しては1.2〜1.8ヶ月分が年間2回程度というところが多いようです。もちろん会社によってはボーナスが無く、月収が高額だったり、反対に月収が安くボーナスで補っているところもあったりします。

残業代ってどうなるの？

建設業界の残業代というのは、非常に難しいところでもありますが、残業代が出ない代わりに、基本給に上乗せするような給与形態が多いです。

中小企業ベースで考えると実際の労働時間は繁忙期で毎月50時間以上など、過酷な労働環境となっているのが実情のようです。

会社によっても年収が全然違う！？

現場監督として就職した場合、大手企業と中小企業とでは年収に大きく開きが出る場合があります。

たとえば中小企業が上で挙げたような年収だとすると、竹中工務店、清水建設、大林組、鹿島建設、大成建設といったスーパーゼネコンの平均年収は40代で約900万円前後と言われています。

そんなに違うの？と驚かれた方もいると思います。ですが、全てが全て大企業が有利とは限らない部分もあります。

それが最初に説明したボーナスでの還元などですね。実際会社の社風によるところも大きいということです。

現場監督の年収が良いなら独立すれば大金持ち？

私の周りでも、実際に独立して現場監督としてやられている人たちが何人かいます。

話を聞く限りでは、たしかにサラリーマン時代と比べるとお金は良くなることが多いそうです。

しかし、仕事が途切れずにあるということが大前提で、仕事がないとサラリーマン時代の方が良かった年もあるということでした。いかに仕事を取るのが大変か分かったそうです。

また契約社員として、現場のみの臨時補助員で働いた場合、資格保有者で経験者なら、月給は残業代込みで40万～65万円となります。

ここから保険代や、税金など場合によっては交通費まで支払うことを考えると会社員とそんなに変わらないかもしれません。もちろん節税が出来るので有利ではありますね。

やりがいは倍以上に

しかし独立は悪いことばかりではありません。

やったらやった分だけ自分の収入に跳ね返ってきますので、やりがいは倍以上になります。

もちろんはじめのうちは大変だと思いますが、軌道に乗ってくれば自分で仕事を選ぶこともできます。

現場監督のお金まとめ

現場監督の平均年収は450万から900万円程度で、大手ゼネコンになると40代で900万円程度でした。

独立をすればやったらやった分だけ収入が増えますが、営業力がないと仕事が続かずに大変と言うことでした。

これらのことを踏まえ就職や転職に生かしていただければ幸いです。