【現場の便利グッツ】工事現場で使える、少し仕事が楽になる便利グッズ7選

工事現場で、少しでも楽に仕事が出来るようなグッズがあれば知りたい。
まだ知らないおすすめのグッズがあるなら教えてほしい。

そんなことを考えている現場監督や、建設業で働いているあなたのために、工事現場で使えるおすすめの便利グッズを7個ご紹介します。

この記事を読んでもらえれば、下記のことがわかります。

  • 工事現場でちょっと楽に仕事出来るグッツが分かる!
  • 時短につながる便利グッツが分かる!

工事現場でちょっと楽したいとか、少しでも時短していきたいという人は必見です。

では、さっそく見ていきましょう!

私の簡単なプロフィールです。
読み飛ばしてもらってもOKです。
かれこれ13年もの間、現役で現場監督をやっています。
一度転職しましたので、現在の会社で2社目になります。
業務内容としては、中小企業のため、現場管理〜営業、経理まで幅広くやっております。
一級建築施工管理技士の国家資格を2020年に取得しました。
また去年の年末より公共工事を1件やって無事に完了しました。

今回はランクインしませんでしたが、仕事が楽になるアイテムのひとつである、タブレットを使っていきたい方はこちらもどうぞ。
【IT化】現場監督こそタブレットを活用して楽に仕事しよう【タブレット活用術】

工事現場の便利グッツ7選

工事現場で使える便利グッズは以下になります。

  1. 三角スケール
  2. 水平器(勾配用)
  3. レーザー墨出し器(光線緑)
  4. マグネット付きスケール
  5. 下地探し
  6. Bluetoothイヤホン
  7. レーザー距離計

どうでしたでしょうか?
あなたの知っている商品はランクインしていましたか?

今回は工事現場で使えるということで、多少マニアックな商品も選んでみました。
それでは、細かくひとつずつ見ていきましょう。

注意
あくまでも、個人的に厳選した商品になります。

1.三角スケール

みなさんは三角スケールって知っていましたか?
三角スケールと呼ばれるだけあって、本当に三角になっているのが特徴です。

これは、縮尺の違う図面でも寸法が測れるように、6種類の縮尺に対応した定規のことです。
例えば1/200の縮尺で描かれた図面の寸法でも測れるし、その図面の中に詳細として1/50の図面が載っていたとしても、同じ三角スケールの面を変えていくことで、測れるようになります。

建設業に馴染みのない方には、よく分からない定規に見えると思います。
私も、会社に入ったばかりの頃に、いきなり「これ使って長さ測ってくれる?」と言われて、頭の中が?だらけになった経験があります。

しかし、使い方を覚えた今では、すごく便利に使えるようになりました。
とくに、現場でとっさのときに図面の寸法が知りたいけど、そんなところに限って寸法が入っていないときはかなり役立ちます。

建設業界では、さんすけなんて呼び方で呼ばれてます。
主に設計業務などで使うことが多いですが、現場監督や墨出しやさん、土木やさんや内装業者の番頭さんが使っていることが多いですね。

2.水平器(勾配が測れるタイプ)

水平器と言うのは、セットした面が水平かどうかを測ることができる道具です。

そして今回紹介しているのは、なんと水平ではなく勾配がついているものの勾配がどれくらいなのかというのが測れるものなんです。

これは、私もつい最近になって知ったアイテムです。

例えば外構工事の土間で、雨が自然に流れていくように、1/200の勾配をつけたいとします。
その場合には、1/200の水平器部分を地面に当てれば、ちゃんと勾配が取れているか測れます。

また、排水管の勾配も測ることが出来ますので、ちゃんと言った通りの勾配が取れているか確認するのにも便利です。
検査のときにもこれを使ったりします。

3.レーザー墨出し器(光線緑)

これは、墨出しのときなどに使う機器なんですが、最初現場で使ったときは結構な衝撃を受けました。
これ便利すぎるだろ!なんて思ったものです。

なぜかというと、床や壁に墨替わりのレーザー光線が出るんです。
しかも直角が簡単に出せます。

ですが、最初のレーザー墨出し器は赤い光線だったんです。
赤い光線だと昼間は非常に見えにくいんですよ。
赤い光線を見るためのメガネもあるのですが、それでも見えません。

そんなとき職人さんが使っていたのが、緑の光線を出せるレーザー墨出し器だったんです。
見たときは、何これ?見やすい!って再び衝撃を受けました。

赤と緑でこんなに違うのか?ってくらい見やすいです。

最近では、内装改修などの墨出しはレーザー墨出し器を使わないことはないですね。
ぜひ覚えておいて下さい。

4.マグネット付きスケール

先端にマグネットがついているスケールのことです。

なぜ先端にマグネットが付いてるだけで便利なのかというと、先端を鉄部分にくっつけることで、一人での寸法計測も簡単におこなう事ができるからです。

今までは、よく先端を角に引っ掛けて寸法をとっていましたが、ふとしたときに外れてしまったりすることが多く、けっこう大変なんですよ。

注意
先端に鉄粉などのゴミも付着してしまうので注意が必要です。

5.下地探し

下地探しには2種類あって、センサーで下地を調べられるものと、壁に針を入れて下地を探すものがあります。

両方とも壁に当てるだけですぐに下地の位置がわかってしまうすぐれものです。

これはどんなときに使うのかというと、壁に棚を付けたいときなどです。
棚をボードだけに固定しようとすると、すぐに落ちてしまいます。
そんなときに下地の位置がわかれば、そこに固定できるようになります。

他にも壁に穴を開けたいときなどに、下地がいると穴が開けられない状況になってしまいます。
下地の位置を確認して穴を開けることで、工事がスムーズに進められるんです。

6.レーザー距離計

これは、レーザー光線で距離を測ったり出来るものです。
最近の距離計は精度もあがってますので、だいぶ信頼できるようになってきました。

ちょっとした工事の現地調査で、寸法を測りたいときはすごく活用できます。

私が使っているもので、最大20mくらいまでは測れてしまいます。
この距離を一人でスケールで測るのって、けっこう大変だったりするんですよ。

操作方法も簡単でわかりやすいので、試す価値は十分ありますよ。

7.Bluetoothイヤホン

これ本当に便利なんですよってさっきからすごい言いまくってますけど・・・便利です。

その名の通りBluetoothのイヤホンです。

現場監督や職長さん、番頭さんは電話の数がハンパないです。
マジで1日に50~80件くらいのときもあります。

常に電話で打合せしたり、予定の調整をしたりしています。
ところが現場に出て仕事をしていると、電話に出られないときがあります。

そんなときにこのBluetoothイヤホンをしてると、すぐに電話に対応することが出来ます。

たとえば手が汚れてしまっているときでも、イヤホンを少し操作すれば電話に応答出来たりします。
イヤホンをしているときと、していないときでは仕事が出来る感覚が変わってきます。

私はAirPodsproを使用しています。

かなり高価な商品だったので、買おうか迷っていましたが、他のBluetoothイヤホンを買ってみて全然使えなかったことで決断できました。
やはり高いだけあって、iPhoneにはAirPodsProしかあり得ないくらいの互換性です。

音質は正直わかりませんが、耳へのフィット感、取り出したときの接続のよさ、電話は完全に聞こえるし話せるということで購入しました。

色々種類がある商品なので、何を基準に選ぶかで変わってくるとは思います。
イヤホンはピンきりですので、安物買いの銭失いにならないように注意して下さい。

工事現場の便利グッツまとめ

本日は工事現場での仕事が少し楽になるような便利グッツを紹介しました。

もしかしたらすでに知っているものも多くあったかもしれません。

少しでも仕事が楽になれば、少し仕事の時間が早くなって、少し自分時間が多く取れるようになるかもしれません。
そんなことを積み上げていけば、きっと将来の自分のためにもなることでしょう。

残業なしの現場仕事にむけて頑張りましょう。

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